コムサポートオフィスの今井ひろこです。宿泊施設のGoogleビジネスプロフィールで設定する「ホテルの詳細」に【 人気の設備 】が追加されました。これは早急に設定をする必要があるので、お知らせ致します。
Googleビジネスプロフィールの「ホテルの詳細」設定とは?
GoogleマップやGoogle検索に表示される宿泊施設の情報を編集できるサービスがGoogleビジネスプロフィールです。Googleにビジネスの所有権を申請して、オーナー権限を取得したら、ビジネス情報を修正することができます。
こちらがビジネスプロフィール編集画面(※)です。
(※)ビジネスプロフィール編集画面の表示方法
オーナー登録に使ったGoogleアカウントでGoogle検索画面にログインし、検索窓に「マイビジネス」と入力すると、一つしか管理していなければ編集画面が表示されます。複数の場合はリスト表示されますので、編集するビジネス名をクリックしてください。
この中で、宿泊施設が登録する基本情報は2カ所。
・プロフィールの編集
・ホテルの詳細
【 ホテルの詳細 】は宿泊施設のみ表示されます。
この項目、年々増えていて、16の大項目とそれぞれに詳細な設定があり、全部登録するのに10分は時間がかかるくらい、数が多いです。
設定した情報は、Google検索やGoogleマップの施設情報「詳細」ページに表示されます。
情報を登録しておかないと、検索結果に表示されないリスクが!
宿泊施設を探す時、例えば「城崎温泉 旅館」など、地域名と宿の形態で探すことが殆どでしょう。その場合、沢山のリストがGoogleの検索結果に表示されます。これはOTAでも同じですね!
このときに検索に慣れたユーザーは、ここから条件を絞っていきます。
特に、Wi-Fiや駐車場やエアコン完備、ペット可の宿は設定は必須にしておかないと、条件を入れた途端、表示されなくなります。
【 人気の設備 】の設定箇所は?
【 ホテルの詳細 】画面の一番上に表示されています。
よく見ると、設定項目の中から宿泊客が検索時に注目している項目をGoogleが抜き出して記載しています。全て設定が完了していたら、このような表示です。
ところが、設定項目が不足していると、警告文が表示されます。
『これらの設備情報が不足しているため、お客様のホテルが検索結果にあまり表示されなくなっています。十分に表示されるよう、設備情報を追加してください。』
結構キツい表示になってますね(汗) もしこのようになっていたら、設定されていない項目は「はい・いいえ」を回答して、保存ボタンをクリックしてください。そして、「人気の設定」以外の項目も鉛筆マークをクリックして、設定が漏れていないか確認ください。
なお、この設定はGoogle検索のスマホアプリからも可能です。
この設定は早急にしてくださいね!
インバウンド向け:英語版では公式サイト(英語版)からの引用情報も表示
Google検索で表示される各宿泊施設の詳細情報、表示言語を英語にして見ると、Googleが公式サイトもきちんと読み取っていることがよく分かる部分があります。赤枠の部分に「Show details 」と書かれていますよね。
この部分を広げてみると
このように、「朝食」と「ビーチ至近」についてのみですが、英語の公式サイトから引用して表示しています。これらから考えると、インバウンド向けの宿泊施設では、きちんとGoogleが内容を読み取れるような公式サイトを作っておくことや、Googleが情報を適切に把握しているか、ホテルのGoogle情報(ホテルページ)を英語版にして確認しておくことも重要ですね。
*****
宿泊施設のGoogleビジネスプロフィール(ホテルページ)の設定や活用についてのアドバイスを行っています。不明な点があれば、いつでも弊社公式サイトのお問い合わせページから相談してください。