今回は2022年12月28日配信のGoogleビジネスプロフィール ヘルプコミュニティダイジェスト【Googleビジネスプロフィールよもやま話】で取り上げた、『今年のGoogleビジネスプロフィールを振り返る』について解説します。
2021年1月から、Google ビジネスプロフィール ヘルプコミュニティダイジェストというYouTubeチャンネルを開設しており、現在は月1回配信しています。これはGoogleビジネスプロフィールを広く知ってもらい、適正な運用をしていただくためのプロダクトエキスパートの活動です。
進行と配信をGoogle ビジネスプロフィール プラチナプロダクトエキスパートの今井ひろこが、解説はGoogle ビジネスプロフィール ダイヤモンド プロダクトエキスパートの永山卓也氏が行っています。
2022年のGoogleビジネスプロフィールの仕様変更を振り返る
今年もいろんな仕様変更があったのですが、今回の総まとめが逆に言えば今後、少しずつ変えていかないといけないポイントです。
メインのオーナー入れ替え7日間待機ルール導入(1月)
代理店や支援会社など、GBP(Googleビジネスプロフィール)のオーナー権限を代理で取得して、その後、お店側にすぐに権限を移動しようとするときに問題になります。年明け早々面食らった感じでしたよね。
◆参考ヘルプページ◆
クチコミが反映しない質問が激増(春)
去年の11月にGoogleマイビジネスがGoogleビジネスプロフィールに変わったところから、スパム対策をGoogleがしっかり行うようになった。逆に言えば、誤認もすごく増えて表示されなくなったことが多くなりましたね。
ポイントがもう1点あって、例えば何年も前に書いた口コミが再審査されて、今まで投稿されていた全ての口コミに対して再度審査されているような感じです。問題だとGoogleのシステムが判断したものが全部非表示になっている。その分、スパムも減ったのか減ってないのかはわからないですが、今でもこれは続いている大きな問題です。
Googleの公式ブログにクチコミの仕組みについて記載されること自体、びっくりしました。
Googleとして口コミを集めたいんだと思います。Googleののプラットフォームに対し、クチコミの情報を少しでも増やしていきたい思いはある一方で、スパム、サクラのクチコミが問題になっていることもGoogleとしてはわかっている。ただ今の段階だと成熟してないので適正にやってる人たちまで余波を食ったことは事実です。ただ徐々に良くなるんじゃないかな、と僕も期待はしています。
口コミのポリシーもずいぶん変わりましたよね。禁止項目が増えたから、口コミが表示されないことも増えてるような気はします。
特に支援側の人たちは割とこのポリシー(禁止および制限されているコンテンツ)が変わるので、ちょくちょく読んだ方が無難です。
でも、ここに引っかかったら、「非表示」じゃなく「削除」になる気が。
基本的にクチコミが削除されることはほぼないです。皆さん勘違いされているんですが、削除されたらもう1回クチコミが書けます。だけど、非表示の場合は書けません。投稿者の履歴には残っているけど、検索結果にも表示されないし、GBP(Googleビジネスプロフィール)の管理画面でも表示されない状態、「非表示」になってるものがほとんどして、削除されることはほぼありません。
反映されない理由があるかないかじゃなく、”反映してほしいのにしてくれない”という感情的な憤りだから、理由があってもねぇ・・・
僕らのような支援側、店舗オーナー、ユーザー、Googleという4者があるとしたら、みんな実は正義が違うんですよね。例えばお客さんからしてみたら事実を言っているわけだけど、ただ事実だったら何をも書いてもいいよとGoogleも言ってるわけじゃない。オーナーからしてみたら、結局、悪い口コミ自体を書かれることがそもそも営業妨害だ、口コミがない方がいいと考える人もいるわけです。Googleからしてみたら、良い情報も悪い情報も含めて情報が欲しいわけなので、見方が異なります。
10月頃とか特にひどかったですよね。
審査が入ることによって即時反映されなくなったんですよね。審査をクリアしないと反映されないので、単純に審査が遅延している状況もずっとありました。ポリシー違反以前に審査が止まってたということも時期によってはあって、10月頃とか特にひどかったですよね。写真よりコメントの方が処理データの量が違うのかなと思います。
◆参考ヘルプページ◆
宿泊施設のホテル料金エディター導入(春〜夏)
宿泊施設でホテル料金エディターの導入が始まって、ホテルオーナーさんには面白い機能ではあるんですけど、うまく運用するのは難しいかな、と正直、僕は思います。
ホテルさん向けの情報もここでお伝えできればと思います。
(今井追加コメント)全宿泊施設で在庫と価格を登録でき、宿泊価格もOTAと同様に表示できるようになっています。しかし、サイトコントローラーで一括管理できず、手動で入力する必要があるのと、予約が完了するWebページが必要なため、意外に利用するハードルは高いです。今後改善されることを期待しています。
◆参考ヘルプページ◆
Googleマイビジネスアプリ終了(7月)
前から言われたことですから。頻繁に使ってないオーナーさんや、マイビジネスアプリを使いこなしていた方が困ってましたね。
アプリ終了=Googleマイビジネス終了、って誤解している事業者様が多かったです。
今まではログインしてカッチリ管理画面、という感じでしたが、新しいものは検索してそのままできるので、分かっていないと気づかないですからね。
◆参考ヘルプページ◆
投稿や写真の繰り返し投稿(複製)が禁止に(8月)
以前に投稿で使った写真が、この1行でいきなり使えなくなり、急に投稿の「不承認」が増える事態になりましたよね。
僕個人的に言うと、トップレベルで注目ポイントです!
何が問題かというと、例えば、日常的に日替わり定食を出しているお店で、日替わり定食に365日違うメニューを出すことはできないですよね? そうしたときに当たり前ですが、定型文みたいに「今日の日替わりです、○○です」という投稿が難しくなりました。
写真の繰り返し投稿禁止もちょっと面倒くさくて、写真欄に入る投稿と、通常の記事投稿の写真の情報が共有されるようになって、写真欄に写真を入れたら、その写真を自分たちの記事投稿でも使ったらはじかれる仕組みに変わったので、ここは結構大きいですよね。
昔、投稿に入れた写真が写真欄にも反映されてた時期もあったのに。
そういう意味では共用していると思いますが、できれば今後アップデートして解決してほしいなと思います。似たような写真を入れても弾かれるのが結構厳しくて、似たようなアングルで似たような写真並べると、例えば、ちょっとだけおかずが違うとか、ちょっとだけこれが違う、という写真も完全にはじかれちゃうので、これも今後治っていけばいいなと思います。
日替わり定食の投稿で使う定型文のように、検索対策という意図はなくて定型文を使っている事業者も大勢いらっしゃるので、投稿にひと手間かけなきゃいけなくなったのは確かです。
気軽に投稿してくださいと言いにくくなったかな・・・
このことを知らない方も大勢いらっしゃって、なぜはじかれるんですかという相談も今でもあるので、僕としては影響が大きいと思っています。
これが入ったときぐらいから、投稿に対する不具合が発生したという相談も結構ありましたからね。
◆参考ヘルプページ◆
添付していた表現については、2022年1月5日現在、ヘルプから削除されています。重複利用に関するポリシーは次のヘルプページの一番下「意味不明なコンテンツ、コンテンツの繰り返し」で禁止されています。
チャット機能の改善 返信者名がビジネス名に(9月)
チャット機能の改善で返信者名がビジネス名に変わったのはありがたかったと思います。
チャット機能って今年、めちゃくちゃ機能改善されたんですよね。機能面でいうと、ここの部分が一番強化されたと思います。
チェーンブランドは使いづらいので逆に言えばチェーン店でない店舗オーナーさんに対してアドバンテージがあって、例えば予約の受付や相談事に使うのがよいですね。
チャットのFAQ、とても良いですね。
これ最近実装されたんですが、チャット欄にFAQ(=Frequently Asked Questions: 頻繁に訪ねられる質問)を作ることができるようになったんで、これとてもいいです、本当に。
チャットをクリックすると「よくある質問」が10個まで載せることができて、同じような質問が入ったときに自動的に返信される仕組みです。超絶おすすめです♪
もしチェーンブランドでGBPを管理されている方は、導入の仕方によっては面白いことができます。業界全体でしていただくと面白いかな、と思います。
チェーン店一斉にローカルSEOツールで質問を流し込むのは簡単にできるんですか?
できないんですよ。チェーンブランドやツール開発のベンダーは困っています。チャット機能に関してAPIは割と導入されてません。APIでできるのなら一気に入るでしょうけど、今のところツール側は実装しにくい事情もあるので、その辺も考慮すると、逆に個人店舗の方はチャンスかな。
(参考になるヘルプページ)
SNSアイコンの表示(PC Google検索画面)(10月)
パソコンのGoogle検索の画面に、SNSのアイコンが表示されるようになりました。ちゃんと紐づくためにはビジネス名とSNSの登録名称とほぼほぼ一致させとかないと駄目ですよね?
NAP(Name ,Adress, Phone)みたいな感じで 、ビジネス名と住所と電話番号ぐらいはちゃんと統一しましょうねみたいな、業界の動きとしてはテクニカルな話はあるんですけど。
ここポイントなのですが、この表示はGoogle検索側だけで、GoogleMapsの方には実装されていません。少なくともローカル情報の中でこれが紐づいているか、一つの指標にしていい情報だと思います。
余談ですが、Googleビジネスプロフィールでは編集できません。治したいと思っても、例えば、違うアカウントが紐づいていた場合や、新しいアカウントに変えた場合は、そのアカウントの方が公式だと認識されるように、通常のWebサイト検索の対策と同じように、ウェブサイトとSNSを行き来できるような掲載状態にするなどの方法を用いる形になります。
【追加】もしリンク先が異なっている、修正を希望する場合は、Google検索画面の一番下にある「フィードバック」からGoogleに連絡してください。(Googleからの返信はありません)
◆参照ヘルプページ◆
コロナ関連の記載が終了(10月)
多分、これ使ってない人もそこそこいたんじゃないかと思うんですよ。COVID-19=新型コロナウィルスの事だとそもそもご存知ない方も結構いらっしゃったし。 ただ、世界レベルで見るとようやくここにきてコロナに対する最新情報の発信をしないといけない、という状況とその役割を果たしたという感じなのかなと思うんですけど。
依然として日本では、コロナ対応や対策を気にする方も非常に多いと思うので、このオプションがなくなったとはいえ、通常の投稿機能を使ったり、ビジネスの説明文に記載しておく方が親切ですね。
Googleビジネスプロフィール 従来の店舗管理画面が終了(11月)
誤解を招かないように伝えますが、この画面の一歩手前のGoogleビジネスプロフィールマネージャー(複数店舗の管理画面)は一応生きてます。この画面はほぼ見なくなりました。
それに伴って、インサイトページも見れなくなりましたよね。(涙
インサイトページ終了(11月)
誤解を招きそうなので伝えると、インサイトという表現から新しい管理画面で「パフォーマンス」という表現に変わりました、という方が正しいです。
Google検索画面に表示される管理画面も以前から使えるようになっていたんですが、移行期間がずっと長かったんですよね。ここに来て、完全に移行したことで以前の管理画面がバッサリ切られた感じです。こういう風になるとは思ってなかった方も大勢いて、今でもその混乱が続いてるわけですが、ここは今年一番の衝撃だったポイントです。
PC管理画面デザイン変更(11月)
私的にはこれも衝撃で。せっかくPCとスマホで同じデザインになったと思ったら、PC側がアイコンに変更されて・・・教える立場にもなって欲しい(涙
僕的にはそんなに影響ないかな。管理もしやすくなりましたよね。まだ不具合というか、不都合が多くて・・・あえて不都合と言うんですが、出ないボタンもあるんですよね。
今年一番の衝撃は「インサイトがパフォーマンスデータ」に変わったこと
永山氏が今年の仕様変更の中で最も衝撃だったのはどれ?
インサイトがパフォーマンスデータに変わったのが一番大きい。今まで見ていたデータが違うものになるのが、僕の中では結構衝撃大きいです。どのタイミングで切り替えるか、単純にアップデート、アッパーバージョンっていうか、今までの指標がさらに良いものになって加わるんであれば、僕は大歓迎です、という話で終わるんですが・・・
インサイト≠パフォーマンスデータ
問題はデータの取り方がそもそも違うこと。インサイトとパフォーマンスデータは違うもの。タイミング的には、Googleアナリティクス(Googleのアクセス解析ツール)も同じで、従来のUA(ユニバーサルアナリティクス)からGA4に変わって別物のツールになったのと同じような感じです。今まで取れていたデータをどうしていくのか、判断が迫られている段階です。
今の指標を使いたい人たちは、今のところはCSVをダウンロードしたら確認できます。
今の段階だと、パフォーマンスの項目で出した数字と、インサイトで出していた数字と違うけど、どっちが正しいのか、どっちなの?と悩む人が・・・特に支援会社や代理店の方を含めてみんなが悩んでいるとこだと思います。
今はこうですと言えないところもありますが、一番大きな違いは、基本的に数字下がっているんです。数字だけ見たら「なんで数字下がってるの?」ってなりますが、(Googleビジネスプロフィールマネージャーからダウンロードできる)CSVデータは今のところ、旧インサイト、いわゆるまだ旧管理画面のデータをそのまま引き継いでいるデータが残っています。今の指標を残したい人たちは、今のところはCSVをダウンロードしたら残ります。
ただそのうちこのCSVデータも新インサイト(新しいパフォーマンスデータ)になるか、そもそもCSVがダウンロードできなくなるかのどちらかの可能性しかなく、今後の事を思えば、どのタイミングかで変更は求められそうです。
もう一つの話がAPIで、ツールを開発している企業の話でいうと、実はデータを取れる最終期限が2月20日で、それ以降は古いインサイトデータを直接取得できなくなるんですよね。ここの問題が結構大きくて、新しい指標に変えざるを得ない状況になっています。皆さんはCSVがダウンロードできる期間まではとりあえず大丈夫、だけど2月末ぐらいにCSVデータが変わりました、という可能性はあるのでご注意いただきたいです。
カウント方法の変化について
ポイントに少しだけ触れると、数字が下がってるけど理由は何ですか?という疑問に対するストレートな回答は「今まで何でもかんでもカウントしていたのが、新しいパフォーマンスデータに関してはユーザー単位に絞られている」ことが理由です。
1ユーザーが何回検索をしようが、何回見ようが、1カウントしか取られなくなっている、というのが、カウント方法の傾向が大きく違っているところです。他にも違いは色々あって細かくお話できるのですが、わかりやすく言うとそういうことかな、と。
(質問)新管理画面におけるパフォーマンス項目の数値とCSVで出力した数値の差に関して
新管理画面におけるパフォーマンスでルートや通話数の数値とCSVで出力した同期間(例えば2022年11月)の数値を比較した際に、差があります。これは計測方法の違いによる差なのでしょうか?それとも何か他の要因による差なのでしょうか?
2つの値を見た際に、どちらを信用すべきか分からなかった為、質問させて頂きました。
※特にルート照会の数値に関してパフォーマンスデータの数値とCSVの数値に大きな差が生じております。通話数やウェブサイトクリックに関しては稀に差が生じている事はありますが、ルート照会程の頻度ではないです。
「どちらが正しい」でなく「どちらを採用するか」
この質問に関してですが、二つの値を見たときにどちらを信用すべきですか?
これは結論から言うと、どっちも正しかったんですよ。カウントの仕方が違うので、どっちが正しいかっていう表現よりは、どっちを採用するか、という表現の方が正しい。
例えば、重複カウントは取らないとか、更新のタイミングも変わったりしているので、差が出ているわけなんですね。
そもそも、過去の数字と見比べたところで、”で?”って話ですし
どっちも、それぞれで正しいのよね。定義が違う。
そうそう! 数字が下がったのも、数字だけ下がったら悪いという風に思いがちですが、単純な理屈ですが表示回数よりは検索数の方が当然ながら少ないし。例えばルート検索の数字だけで見たら、ルート検索の数が検索数を上回ることなんてありえない。
どっちを指標にするのかという話ですが、今まで割と大きめの指標で取ってたものをもう一段、ユーザーという形で別カウントではないけれど、その数字を下げるということです。移行しないといけないし、指標を変えないといけない面倒臭さはありますが、もうこうなったらしょうがない、と割り切っていただくほうがいい。
正しくない、正しいという表現ではなく、切り替えるという感じです、新しくなったんだから。カレンダーも12月から1月のカレンダーへ新しいのに切り替えると同じような感じで考えた方が、お店の方はいいかもしれないですよね。
データのカウント方法が変更された理由は?
と言うか、前後比較で数値が減っていなくてもできることがあるならすべきだし、できることをすべてやっているのに数値が減っていくのならできることはないので仕方ないし、というわけで、数字の上がった/下がったって意思決定に関係しないのでは?という極論。
僕個人のイメージとしては、このカウントの仕方が変更された話の一番大きなポイントとして「詳しくない人のモチベーションが下がる」っていう・・・単純に少ないよりは多い方がいいじゃないかと感じる人は結構いるので。
今までは表示回数何十万件!!みたいな表示の仕方の「表示回数」をGoogleは指標として取り込んでいました。
プロダクト名がGoogleマイビジネスだった時は、「あなたのビジネスが何十万件見られてます!!!!」って書かれてたりして、「うわぁ、うちの店はこんなに見られてんの?!」っていうモチベーションアップに繋がっていたという背景があります。実はこれ、すごく大きかった。マイビジネスを導入する一つのきっかけ、もっとやろうと思うきっかけになっていました。
これがマイビジネスからビジネスプロフィールになって、チェーンブランドもどんどん導入してきて、ビジネスプロフィールを使うことが当たり前だよね、という、ある程度行き渡ったところで、もう煽るような数字の表現をやめて、割と実戦的に使えるカウント方法に変えていったんじゃないかなと。
ただ、そうは言ってもチェーンブランドにしろ店舗オーナーにしろモチベーションは大事で影響が思ったより大きい。 何でもかんでもカウントされて増えた、楽しい、良かったと思ってる人が多かったので、来年にかけてこの辺の認識を変えていかないといけない。そのことは僕ら支援側としても大事だし、ちゃんと認識してもらう必要もあるのかなと思います。
なので、来年一番最初の、1月2月あたりにまたひと波乱ありそうな・・・。
あるでしょう。来年もこんな感じで激動でしょうね。ここまで大きい仕様変更はないと思いたいけど、マイナーアップデートというか、細かい仕様変更があるだろうと思ってます。
表示回数の罠?!
僕、前から言ってたんですよ。Googleビジネスプロフィールの罠みたいな話なんですが。 表示回数っていうデータがあって、以前のインサイトにもずっと載ってたんですよね。
この表示回数というのが、「ナビを使ってピンが立っているものもカウント」するようなカウント方法を採用していました。 例えば僕らが幹線道路を走って、○○ホテルに行きたい途中にコンビニやクリーニング屋があったきに、全部カウントするという仕組みがあって。検索しようがしまいが、目的地と違うところにピンが出ようが、全部それをカウントしてた事実があります。
そもそも、来店にほとんど繋がらないものまでカウントしていたものでも、表示回数が増えると嬉しいわけです。 ずっとそれをGoogleはモチベーションアップの材料としてマイビジネスで「何万回表示されています!」という感じで使っていました。 ただその一方でしっかりやろうとすると、Googleのローカル検索の効果を評価しないといけないわけです。 その見方をすると、この表示回数は罠しかなかったんですよね。
一般の居酒屋でも何十万件カウントすることもあったりしたんですが、そういうのはなくなって、ようやくその時期を越えて正常な方向に向かってる。「何で何十万件も見られているのに、100件しかルート検索が行われてないの?」とおかしな話になってたんですが、こういうものは今回の変更でより実戦的になったといえます。
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(時間は「2022年のGoogleビジネスプロフィールを振り返る」に合わせています。)
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