小さな事業者にもヒントがある!!コラボ腕時計のニッチ戦略を自分にも置き換えてみよう

マーケティング

以前購入した腕時計があります。

これ、浦和レッズのサポーターとしてスタジアムへ行く際、赤い腕時計が欲しいなぁーと思っていた時に、たまたまネットで見かけた腕時計です。


衝動買いした赤い腕時計

実は当時テレビドラマでやっていた、福山雅治主演の「ガリレオ」モデルでした。


GALILEOのロゴ入り

私は単に電波時計でエコドライブの赤い腕時計が欲しかっただけで、ドラマが好きで購入したわけではないなんですけどね。ボランティア海岸清掃をしていた時、つけていたら、参加していた女性に

それ、ガリレオモデルですよね?私も持っています!!

と、声をかけられ、びっくりしたことがあります。逆ナンに使えました。←違うww

こんにちは!普段は民宿の経営者兼看板親父♪
コムサポートオフィス副代表のガク(@kasumi_gaku)です!

腕時計のコラボ戦略

当時からこのようなコラボ時計ってよくあったのですが、この市場って実はニッチに数多く出ているようです。私がこの1週間にWeb上で目にしただけでも


コナン×SEIKO(限定各2020)


転スラ×SEIKO(限定2500)


北斗の拳×SEIKO(限定3500)


LET IT BE×SEIKO(限定1970)

と色々あり・・・

よくよく確認してみると、こういったコラボ腕時計の専用サイトがあることに気づきました。

“プレミアムな価値を持つ限定版コレクターズアイテム”「PREMICO(プレミコ)」

プレミアムキャラクターグッズ通販サイト「PREMICO」プレミコ
IEIの運営するライセンスアイテムのオンラインショップです。アニメ「ワンピース」の腕時計をはじめ、話題の映画やスポーツな...

上記はSEIKOとのコラボが中心ですが、シチズンもディズニーとのコラボゴジラとのコラボ腕時計を出しています。

今の時代、スマートフォンで時刻がわかりますので、腕時計は実用品ではなく、コレクターズアイテム。そのため、これらの限定品腕時計をつけている人に出会うことは滅多にないのかもしれません。

限定腕時計を赤色という理由で購入し、傷だらけになるまで使う私が珍しいのかもしれませんね(笑)。

ただ、「日用品でなくなってきている=斜陽産業」とも言えるかもしれません。今や高級腕時計しか売れない時代になってきている。そんな中で限定数を数千本に絞り、ニッチなトライブ(同じ価値観の集団のこと)だけに販売するコラボ商品は時代にあった売り方とも言えます。

ただし、これって私たち中小零細企業こそがやらなければならない売り方、販売戦略なのではないでしょうか。

自分に好感を持ってくれるトライブとだけお付き合いする

私は常々、常連さんを大切にするべき、リピーターさんの多い経営が重要というお話をしています。これは売上が安定するから、という理由だけではありません。

仕事が楽しくなるから

です。自分と価値観の合った、共通の”好き”で繋がった人たちがお客様になることが、ストレスのない、むしろ”またお会いするのが楽しみなお客様”になるからです。

腕時計を買う人は数百万人、あるいは1、2千万人はいるでしょう。その中で「北斗の拳が好き」「コナンが好き」「ビートルズが好き」と言ったような人を2、3千人見つければ良いのです。

同じように考えてみましょう。例えば、私の宿の場合コロナ禍だと1日3組、平常時だと1日5組ぐらいを目安の目標にしていました。


1日3組、5組予約が入れば良い

私の宿ブログを読んで、宿に、あるいは私に共感してくれた人が予約をしてくれる循環になること。1日10組も20組も入らなくて良いのです。(というか、小規模なため5組までしか受けられない)

ブログに書いている内容は一貫させて「私のブログ発信が好きな人」のトライブを作っているわけです。

こんな人たちをこんな風に集める。そのイメージづくりと行動に事業規模の大小はありません。ぜひ、価値観を共有できるトライブを作ることを意識してみましょう。

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コムサポートブログを書いている人
コムサポートオフィス 今井ひろこ/今井学

私たち夫婦は、兵庫県の日本海側・豊岡市を本拠地に、全国の小さなお宿やお店の集客問題の解決に取り組んでいるコンサルティング事務所「コムサポートオフィス」を運営しています。私たちが実践して培ったノウハウや日々の実践例を、この公式ブログでお伝えしています。なお、ブログネタは宿泊施設の集客などに限らず、一般の事業者向けのものも多いです。

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