利己的な自分が利他的になるための3ステップを考えてみた~人柄って意図的によくできるものか?

エクスマ

突然ですが、私は「ワンピース」よりも「ナルト」の方が好きです。ナルトの中でも好きなキャラクターは「リー」です。

会話で空気を読むのが下手。オシャレや女の子とのトークも的を外してばかり。肝心の忍者としての能力も忍術・幻術が全く使えない。でも、そのことを自覚して体術を極めた。体術だけで忍者としての才能を開花させた努力の天才。


ナイスなサブキャラ「ロック・リー」

 

おはようございます!普段は民宿の親父、コムサポートオフィスのアドバイザーもやっているガク(@kasumi_kadoya)です。

さてさて。昨日はより具体的にエクスマを理解するならば、ということで藤村先生のアメブロを紹介させて頂きました。私自身、今読んでも初心に帰ることができ、重宝しています。何度も読み返しています。


藤村先生の旧ブログ

もちろん、最新のブログも読んでいますし、定期的にエクスマセミナーにも行ってます。

最近のブログ。しっかりと読み込み、自分に落とし込めるよう頑張っていますが、これ、塾生じゃない人が読んで意味わかるかなぁ~ってこと、

「ん?じゃあどうすればいいのだろう?」

って私でも悩んでしまうことが時々あります。


現在の藤村先生エクスマブログ

例えば・・・

ビジネスで成功するために一番必要な能力は何か?

現代のビジネスで成功するために、一番必要な能力は何かって聞かれたら、こう答えると思う。 「それは『人柄』です」 誰だって人柄のいい人を好きになります。 優しい人、笑顔の人、明るい人が好きです。 そういう人からモノを買いたいと思う。 人柄が透けて見える時代、いい人が成功する時代なんです。 意地悪な人、人の好き嫌いが多い人、批判や愚痴ばかり言っている人、嘘をつく人、プライドの高い人、そういう人はビジネスで成功するのは難しい時代になる。

「人柄」が一番必要。

う、、うん。そうだよね。

でもそれってどうやって???

 

激変している現代においてビジネスが上手くいく考え方は「利他的になること」

利他的になること。

自分のところだけ儲ければいいとか、海外でこれだけのものを生産してこれだけコストカットできたからこれだけ利益が出る、というようなことをやっている企業は、選ばれなくなるに決まっています。

だってそれは真理とは違っているから。
自分のところだけ利益を出せばいい。
自分のところだけ戦いに勝てばいい。
そんな考え方の企業はこれからは選ばれなくなっていく。

それが世の中の流れになると思う。

「利他的」が大切。

そうだよね、確かに。

でもそれってどうやって・・・

「人柄」や「利他的」には意識してなれるものなのか

まず、大前提として「人柄をよくしなければならない」「利他的でなければならない」と思っていて、意識してそうなれるものかどうか。


悩みどころ、考えどころです

人は基本良い人ばかりだと思います。でも、何か追い詰められたり、余裕がなくなったりすると、人柄をよくする、利他的になる余裕がなくなっちゃうもの。私はそんな風に考えています。

要は余裕の幅が狭い人と広い人がいる。狭い時と広い時がある。

でもって、私はその幅が狭いか、あるいは鈍感なタイプだと自分で自覚しています。いや、正直いうと、去年そのことに気づきました。エクスマを学んで5年かけて気づいたのかもしれませんし、去年経験した色々なことでそのことに気づいたのかもしれません。

いきなり人柄をよくすることはできないし、利他的にはなれないけど、意識してそうなる努力をしていくことは可能なんじゃないかと今は考えています。

というのも去年の秋、思いっきり自分の恥部を人前で自己開示する機会がありました。人には言えない恥ずべき悩み事でしたが、自分の弱さを認め、できないことを白状してしまったら、気持ちがスゥーっと楽になったのです。

また、そこからの解決策を考えたり、心の持ち方を整えたりできるようになりました。

「自己開示すれば他者も本音で自己開示して応えてくれる」

そこから得た客観的なアドバイスに耳を傾ける大切さも認識しました。

その経験を踏まえて、具体的には以下に挙げる3ステップを踏んでいけばよいのではないか、と考えます。

(1)自分の弱さを認め、苦手な部分を隠すことをやめる

まず最初のステップは自分の弱さを認めること。恥部を隠すことを止める。

「強がる」ことの弊害。私自身がすごーく実感しているのですが、自分の弱さを認めることが他人を認めることになります。出来ないことを強がって自分で何とかしようとして周りが近づきづらい、話しかけづらいオーラをまとってしまう・・・。

自分の弱さや苦手な部分を開示して初めて強みも明確になります。何より、苦手な部分を開示することで、それを受け入れてくれている他者と接する方がコミュニケーションが円滑なものとなります。

蛇足ですが、SNSのプロフィール写真は自分の顔写真にしましょうね。


こんなマジメな写真でなくても


こんな写真でもOKです!

自分のプロフィール写真を動物や風景にしている時点で自分を隠しています。これ、単に恥ずかしいとか奥ゆかしいとかの問題じゃないんです。顔写真を出さないというのは、自分がどうみられるか、どう思われるかを気にしている証です。基本人は自分中心ですので、他人がどうしようが何も思いません。その時一瞬「顔出ししている!よーやるわ」って思われたとしても、そう思った人はその数秒後にはもうそのことを忘れています。その程度の存在です。

(2)自分は人の気持ちがわからない、鈍感なことを自覚する

周囲の誰かを怒らせた。関係が悪くなってしまった。そんな時は「あいつは〇〇だから」と批判するのではなく、相手を怒らせてしまった自分の鈍感さを認める。相手の気持ちに気づかなかったことを自覚する。

自分に悩み事があったり、色々な問題が重なったりすると、自分のことしか考えられなくなります。周囲の状況や相手の立場を考える余裕がなくなります。まずは、そうなってしまうんだ、ということに気づくことです。

先述しましたが、自分でも他人でも、最初から悪い人なんていない、気持ちに余裕がなくなると自分のことしか考える余裕がなくなってしまう。そういうものです。

あれ?!(1)と(2)を読んできて、これって対人関係、友達、恋人、家族との関係の話じゃないの、と思われるかもしれません。実はお客様でも同じなのです。

お客様に「おもてなし」の押し売りをしているだけ、お客様の気持ちもわからずにこちら側が良いと思い込んでいるモノを提供しているだけの場合があるのです。

そもそも、常連のお客様、あなたやあなたのお店が大好きなお客様であっても、どこが好きなのかを認識していないことが多いのです。

(3)お客様の意見を聞く仕組みを作る。 自分の意見でなく、お客様の声の方を信じる

良い「人柄」、「利他的」になるというのは意識したからといってできるものではないと私は思っています。(もちろん、できるようになる努力をすることは大切です)

まずは自分の弱さを開示し、その上で相手の気持ちを汲みとることが苦手であることを自覚する。その状態でお客様の”素”の声を聞くことのできる仕組みを作ります。

お客様の声シートはその一手段です

そこに書いてあるソフト面についての指摘は素直に受け入れること。特に、ほめていただいている部分はお客様に喜んでもらえる利点です。自分がお客様にできることです。

自分が自然と無理なくできることの中で、お客様に喜んでもらえることをストックしていく。人柄をよくしよう、利他的になろう、と無理するのではなく、自分にできることをコツコツと貯めていく。

気配りのできる天才にならなくてもいいじゃないですか。出来ること、喜んでもらえることをコツコツと貯めていきましょう。何を喜んでもらえるのか、お客様に聞いていきましょう。

強がったり、自分の思い込みでなく、そうやってコツコツやっていくことが、未来の良い「人柄」を作るんじゃないかなぁ~なんて思っています。

今年はこのことも意識していきたいです!!


えっ???何で最初にナルトの「ロック・リー」の話をしたの?

弱さを認めること、自分の長所を活かすこと。これは両輪で考えること。

そういうことかな、と。


出典:prcm.jp

今日も良い1日を♪

 

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コムサポートオフィス代表

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