南港にある大阪インデックスまで我が家から車で3時間半。朝出発して終了の午後6時までいて、帰ってきてもPM9時。ちょっと頑張れば日帰りで行ける距離です。
10月24日から27日まで開催されているツーリズムEXPOジャパン2019。毎年東京開催ですが、今年は珍しく大阪開催ということで、日帰り強行軍で行ってきました!!
珍しく夜遅くにUPします、普段は民宿の経営者兼看板親父♪
コムサポートオフィス副代表のガク(@kasumi_kadoya)です!
2016年にロンドンで参加して以来、久しぶりの旅行博で色々見て周りましたが、今回一番楽しみにしていたのはセミナー受講。こちらのセミナーです。
食文化・酒蔵ツーリズムとは?
京丹後で開催されている丹後天酒まつりの仕掛け人でもあり、丹後酒造ツーリズム運営委員会委員長でもあるSakeソムリエ古田豊弘さんのお話を一度しっかり聞いてみたい。今回24日を選んで旅行博へ行ったのはそんな目的からでした。
丹後のお酒は私の住んでいる地域でも
手に入れやすいというのもあります
古田さんは天橋立で宿を経営されています。初めてお会いしたのは3年前。楽天トラベルEXPO2016のマイスター授賞式でした。
この時、古田さんは西日本で唯一、マイスターの中の頂点、トップマイスター賞を受賞されたのですが、その取り組みとして評価されたのが、「日本酒ナビゲーター資格取得プラン」です。
こちらのページを見た時に衝撃を受け、いつかゆっくりお話を聞きたいと思っていたのです。
古田さんのお話で印象的だったのは、様々な地域の食文化に対し、
誰もが自分の地域の食文化を一番だと思っているが、それを言語化し、お金に変えるためのブランディングができていない
ということ。
日本中地酒はどこにでもあります。「ここのお酒は、なぜ美味しいのですか?」と聞くと「お米と水が美味しいから」と答える。どこの地域だってお米も水も美味しい。「ここだけ」と言える何かを言語化しないとブランディングにはならないし、地域にお金が落ちないのです。
そこで体験プランとして生み出されたのが3年前ならば宿として個人で行った「日本酒ナビゲーター資格取得プラン」であり、今は地域全体で行っている「酒蔵ツーリズム」です。
その地域を訪れないと体験できない美味しさ
お酒は瓶に入っているので持ち帰ることができます。お土産として買うことも、もらうこともできる。美味しいお酒だからと持ち帰っても、家で飲むと現地で飲んだ時ほどの感動がない。美味しいお酒でも、自分がその地域を訪れ、その場で飲まなければ美味しさの感動が今ひとつない。なぜか?お酒や食材の味を決めるのは、その料理そのものの味だけではないからです。
その地域でそのお酒や食材が生まれ、食べ続けられている理由、物語。誰が作り、守り伝えているのか。うまい食材、うまい酒、その合わせの妙。更にはそれらが生まれた背景や物語、携わっている人の顔。全てを受け入れてその瞬間その場で食べる、飲むからこそ最高の味を感じることができる。
実際に地域に来てもらい、空気感を肌で感じてもらった上で、その地域にその食材やお酒が生まれた物語を聞き、受け入れてもらう。そして何よりもそれを語る人。
来てもらわないと地方での消費は生まれません。「今だけ、ここだけ」を実現するツーリズムを自分の地域で実現する。古田さんは、商工会や行政からの提案ではなく、一人のソムリエとして、まず自分の宿で一人で始めたことが「酒蔵ツーリズム」として広がっていった、とお話されていたのがとても印象的でした。
明日から3日間、ツーリズムEXPO開催中です。土日は一般の方も入場できます。「酒蔵ツーリズム」のブース、ぜひ覗いてみて下さいね♪
あ、我が香美町も
頑張っています!!
ぜひお立ち寄り下さい!
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