関係性ではもうブログは読んでもらえなくなった~エクスマセミナー大阪<番外編1>

SNS・WEB全般

今日と明日はエクスマセミナー大阪のスピンオフ。

セミナー内容とは関係なく、セミナーを受けて自分が感じたこと、今考えていることをお話ししたいと思います。

今日はブログに関するお話です。

 

おはようございます!普段は民宿の親父、コムサポートオフィスのアドバイザーもやっているガク(@kasumi_kadoya)です。

さてさて。昨日ブログに関するお話をしましたが、自分の中でもブログの世の中での位置づけがかなり変わってきていると感じています。

それって自分のSNSでの行動をみていてもわかります。

「いいね!」しても読まないブログがある

以前にも書きましたが、Facebookで自分のブログを紹介して「いいね」が100ついてもFacebookからの流入は70前後、なんてことがよくあります。

以前こんなブログを書いていました↓↓↓
SNSでリンク先のブログを読んでいなくても「いいね」をしていいと思う
~「いいね」の意味は人によって違う

自分自身が「いいね!」をしても読まないブログがあります。タイトルや写真に「自分には関係のない話」だったら。例えば、仲の良い友達がヒット中のドラマの話をしていたとします。


「逃げ恥」が今、流行っているらしい・・・

仲の良いFacebook友達がそのことに関するブログを書いていたとします。このドラマが好きな人はきっとリンク先へ飛ぶと思います。でも、ドラマに興味がなければ「いいね!」するだけでブログは見ないかもしれません。

「今日も頑張って更新しているね!」

「今日も楽しそうだね!」

って意味合いで、内容ではなく友達としてエールを送る意味で「いいね!」をしているだけ、ということもあるんですね。

どうしても読んでほしければ、タイトルで興味を持ってもらうとか、サムネイルの写真をインパクトのあるものにするとか、工夫をしないといけませんが、毎日アイデアが出るものでもありませんし、そもそも、興味を持ってもらうには”特定の人に刺さる”タイトルや写真が必要なわけで、万人に受けるアイデアなんて簡単に浮かぶものでもありません。

人は関係性のある人、仲の良い人のブログを読む、というのがこれまでの流れでした。でも、情報量が更に増え、1日に読めるブログの量に限りが出てくると、仲の良い友達のものでも「タイトルを見て自分に関係、興味のあるもの」しか読まなくなってきています。

伝わってますかね?

仲の良い友達が忘年会で楽しそうに飲んでいた報告をブログでしていたとしても、参加メンバーに共通の知人がいなければ、わざわざブログを開けてまでチェックしないですよね。忘年会の報告をわざわざブログでする人はいないと思うので、あくまでたとえ話です。

勉強会の懇親会とかの場合は懇親会でも何らかの気づきがあるので、そこにフォーカスしてブログを書くことあります。←昨日までの私のエクスマセミナーのサムネイル写真も懇親会(つまりは飲み会)の写真ばっかだしww


昨日のサムネイルなんて私ビール持ってるしw

でも、無意識のうちに「今日のブログは私に関係ないから読まない」って判断しちゃってること、ありますよね。正直、私はあります。

自分に心当たりがあれば、他の人も自分のブログに対してそう思っている可能性があるということ。

実は、上の写真、藤村先生との懇親会でのブログ談義。

いくら関係性が深い人でも、
タイトルが興味ひかなかったら読まないよね

って話をしていたのです。

タイトルで興味をひくキャッチコピーのセンスも磨かないといけません。でもそれも簡単ではありません。

関係性でブログのアクセス数は稼げない

仲の良い友達ですら毎日ブログを読んでくれなくなってきている。。

それはどういうことか。

関係性やつながりでブログのアクセス数は増やせなくなってきているということ。プライベートなブログならば読んでほしい人だけ読んでもらえたらいい、で問題ありませんが、ビジネスブログの場合はそれって望むところではないはずです。

ビジネスブログを書いているならば、やっぱりアクセスは欲しい。

それも未来のお客様につながるアクセスが欲しい。

そう思うのが自然ですよね。

タイトルや写真で興味をひくにもそこまでのセンスを磨くのには時間がかかる。そもそも毎回興味をひかせられない!

どうすればこれからもブログでアクセスを集めることができるの??

昨日のブログは「第3の動線」に期待しよう、なんて抽象的な終わり方をしてしまいましたので、昨日1日再考してみました。

それで「あ、これは!」と思ったことがあったんです。アクセス数を上げるのではなく、読んでくださった方が予約や購入してくださる転換率の高い濃い内容の記事にする方法です。

ビジネスブログの場合やっぱり「お客様の声」が最強

私、宿ブログ以外にお客様にいただいたメッセージシートを書き写してUPするブログもしているんですね。


↑↑↑これは宿の公式ブログ

もう一つはこれ↓↓↓

宿のお客様の声ブログ

この2つのアクセス解析を見てみますね。

宿ブログ過去1年のアクセス解析↓↓↓

365日で割ると1日当たりのページビュー数(アクセス数)は2147件。

1日に訪れる人数はユーザー数が1年で476519人なので、1日実質1305~1306人です。

この数字は8室の宿で考えるとまあまあ良いのですが、来訪者が1回で見るページ数は1.34ページ。滞在時間は46秒は少ない。

つまり、検索からSNSから特定の記事にアクセスしているだけ。自分の必要としている情報を得たらすぐに離脱しているということです。

それに比べて

お客様の声ブログ1年のアクセス解析↓↓↓

365日で割ると1日当たりのページビュー数(アクセス数)はわずか43件。

1日に訪れる人数はユーザー数が3157人なので、実質8~9人です。

少ないです(>_<)。でも、来訪者が1回で見るページ数は3.51ページ。滞在時間は1分30秒です。

この数字、どうとらえますか?

私はこう考えます。

お客様の声ページを3ページも4ページも読み込む方は本気で私の宿を今まさにに検討している方である、と。

ビジネスブログの立ち位置で考えた時、毎日2000アクセスあるのと、本気で検討している未来のお客様が毎日8~9名”も”来訪して下さっているのとで、どちらの方が大切な来訪者(お客様)ですか?

もちろん、2000アクセスの中からお客様の声へ、という動線ができていますので、ブログも間口としては大切です。でも、転換率(予約の背中を押す)を高めているのは明らかにお客様の声ブログの方ですよね?

このことから導き出される結論。

ブログは毎日書かなくてもよくなった。でも、書かないと益々読んでもらえなくなるのも事実です。毎日書かない分、内容の濃い記事をアップしなければならない。質の高い記事を書かなければならない。もちろん、お客様にとって、読者にとって、です。


予約、購入してもらえる記事なんてアクセス数上げるよりも難しい!!

確かにそんなの、凡人には無理ですよね?

ただ数書くだけでは難しくなってきた。ならば転換率を上げる

「お客様の声」をアップした方がいい。

自分の主観だけでなく、お客様視座からの言葉も書いていくこと。

ビジネスブログならば、これが大切なんじゃないかな、と思うんです。

私自身、現在ここの1日当たり8~9件のアクセス人数を2倍にするだけで、予約件数は大幅に上がるんじゃないか、という仮説を立てています。

もちろん、簡単に上げられないし、どうやってここのアクセス数を上げればよいか、現時点でさっぱりわかりませんが・・・

別に私のように「お客様の声」ブログをわざわざ立ち上げる必要はないのです。ブログの中に「お客様の声」というカテゴリを作り、お客様の声をいただいた時にアップすればOK。

ブログネタがないって困っている人ほどお勧めです。とりあえず、「お客様の声」をとってブログにアップしていきましょう。アクセスから予約、購入への成約率は必ず上がるはずです。

コムサポートオフィス代表
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