大学時代、阪急ブレーブスのファンクラブに入っていました。何故ならば、ファンクラブに入っていれば西宮球場の内野自由席がいつも無料だったから。当時、自転車で行ける距離に住んでいました。
2年前、阪急ブレーブスの帽子を
被って雪かきしていた時の写真
おはようございます!普段は民宿の経営者兼看板親父♪
コムサポートオフィス副代表のガク(@kasumi_kadoya)です!
阪急ブレーブスの試合を見に行こう♪
何年か前からプロ野球で「関西クラシック」というイベントがありました。オリックスやソフトバンクが昔の近鉄、阪急、南海のユニフォームを着て戦う、という試合です。これまで、なんどもなんども行きたいと思っていました(勿論、阪急ブレーブスの回)。でも、ゴールデンウイークだったり、週末だったりして、なかなか行くことができませんでした。
それが今回、5月末の閑散期、ど平日にあるではありませんか!
最後にプロ野球を見に行ったのはいつだったでしょうか。10年以上前、セパ交流戦が始まったばかりの頃、オリックスvsジャイアンツの試合をスカイマークスタジアムに観に行ったのが最後だったかと。
何れにせよ、超久しぶりのプロ野球観戦。阪急ブレーブスの試合を見に行くというので言えば、1988年以来ですから、30年以上ぶりになります!!
この曲を聴いた時にはもう、感涙でした!!
そして、始球式は山田久志さん。私が小学5年生の時、初めてプロ野球を観に言ったのが阪急vs南海戦の開幕、先発ピッチャーは山田久志選手でした。
今回はマーケティング視点でスタジアムを見回し気づいた3つのこと
さて、久しぶりのスタジアム。阪急ファンと言っても、やっぱりバッファローズと名のつく球団を120%応援する気になれないのが本音。でも、今日は阪急だし。様々な感情が入り混じりましたが、大学生当時とか、サッカーの浦和レッズ並みに感情移入せず、野球自体を客観的に観て楽しむことができました。
そんな中、マーケティング視点で感じたことが多々ありました。チアガールの演出がすごいとか、ビッフェやカフェが充実しているという見た目の部分だけではなく。
(1)広告の時代の終焉?!看板広告はもう古いのかも
プロ野球のスタジアムといえば、企業の広告看板。まあ、阪神や巨人ならば状況は異なるのでしょうが、ここ大阪ドームでは未設置の空白看板が何箇所かありました。
プロ野球といえば、テレビ中継や看板広告収入がすごいというイメージを持っていました。でも、今やテレビでプロ野球を見ることは少なくなりました。私も去年はDAZNでオリックスの試合をよく観ていました。
テレビ放映による収入は激減しているんだろうなぁ・・・
更にはそれに付随して看板広告収入も激減しているのかもしれません。未設置場所が複数あるということは、今設置している場所の料金も下がっているのかもしれません。少なくとも、広告収入を期待する時代ではなくなってきているのを実感です。
(2)デリバリーサービスがある!!
今回、奮発してバックネット裏の良席をとりました。
なんと、後方部にあるビュッフェで、ソフトドリンク飲み放題、軽食食べ放題。言ってみれば一人4千円で食事付(但し、アルコール類は別料金)。これはかなりお得に感じました。
でももっとすごいのが席にいてもビュッフェの食べ物やソフトドリンクを無料で持ってきてもらえること。
実際に頼んでみると・・・
中を開けると
別料金でビール、買っちゃいますよね(笑)。
なんかですね。ここまでやってもらえる席が存在するのが10年前とは雲泥の差に感じました。これは、もしも大阪に住んでいたら、月に何回かは来たくなります!!
体験イベントが多数♪
会が終わる都度何かミニイベントのようなことがアナウンスされていました。「一番応援を頑張った人に」とか「ぬいぐるみを掲げて応援した人に」とか。そして極め付けはコチラ。
あ、スタジアムでポスターも貼ってあったんだけど、公式サイトの方がわかりやすいのでコチラの説明から抜粋します。
えっ!さっきまで試合していたグラウンドに降りられるの!?ツアー
試合終了30分後のスタジアムに降りることのできるツアーだそうです(もちろん有料)。プラスアルファの売り上げになるのはもちろんのこと、もしもこの体験ツアー、私が小学5年生の時、大学生の時にあったらどんなに嬉しかったことか。
ファンの願望を叶えています。
野球観戦だけを売る時代は終わっている
私が学生時代、もしくは10年以上前に来ていた頃に比べ、
ただ単に野球観戦を販売している
時代ではなくなったと言えます。プロ野球を見る場所からエンターテイメントを楽しむ場へと変わっています。
オリックスといえばBsGirlsも有名
ただ個人的には学生時代、阪急の試合を観に行った際の大阪球場でのヤジ合戦とか好きだったなぁ・・・
選手、球団が見せたいものではなく、お客様が楽しみたいものを提供する。今はそんな時代です。でも、その場を作り出すのはファンだったりします。
外野席での応援合戦。びっくりしたのはどちらの球団もサッカーのサポーターのような応援だったことです。悪くはないのですが、なんか違和感が・・・。
奇しくも先ほど紹介したコラムの中で元阪急ブレーブス応援団長の今坂喜好さんが言われている言葉
最近の応援は賑やかやけど、静かに観るのも応援
の中に何かヒントがあるような気がします。これ、自分の商売にも当てはめて考えてみてくださいね。
・お客様はエンターテーメントを求めている。
・ヒントは商品や提供者側にあるのではなく、お客様側にある
この3段論法です。
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