12月も後半。そろそろ今年1年を振り返る頃ですね。今年は大きな学びが2つありました。
一つは「お客様と向き合う、他者に関心を持つ」とはどういうことか。
もう一つは「自立型で行動する」ことの大切さです。
そう、後者は昨日お話しした「自走式」というのが「自立型で行動する」という言葉の意味です。
おはようございます!普段は民宿の親父、コムサポートオフィスのアドバイザーもやっているガク(@kasumi_kadoya)です。
今日のブログは先述した今年自分にとって大切な学びの2つのうちの1つ「自立型で行動する」、いわゆる「自走式」についてお話したいと思います。1年の振り返りです。
今年を振り返るにあたって自分にとって今年の大きな出来事は福島正伸先生の究極のコンサルタント養成講座を受講したこと。行動面においては初めて飲食業を体験できたことかな、と思います。
福島正伸先生の究極のコンサルタント養成講座での学び
今年の私のSNSへの投稿は京都からが多かったです。
おかげで京都駅近辺はむちゃくちゃ詳しくなりました(笑)
という話ではなくf^^;、京都に通ったほとんどの目的が福島正伸先生の究極のコンサルタント養成講座に参加するためのものでした。
福島正伸先生の究極のコンサルタント養成講座とは?
クライアントをやる気にさせることで何も教えずして10社以上を上場させたコンサルタント、というのが福島正伸先生の肩書き。講座にはコンサルタントの方以外にも私のように会社経営者の方も多く、自分や周りをやる気にさせることで事業をうまく進めたい方、困ったことが起こった際どう考えて行動すればよいかを学びにこられていました。私もコンサルタントとしてではなく、経営者としてきた一人です。
そこで学んだのは成功者と言われる人に共通するものの見方、考え方、行動の仕方です。ビジネスでうまくいく人は悩み事や困難な壁にぶち当たった時に同じ考え方をして、同じ行動をされます。
半年間の講座中に実際にワークを行ったり、宿題を行動することでその考え方を自分に落とし込んでいきます。
Cafe&Bar MINAMI、初の飲食体験で感じたこと
私の場合、リアルタイムでCafe&Bar MINAMIという初めての飲食に挑戦していた時期でもありました。田舎で単価千円のものを売る難しさを実感することのできた貴重な体験となりました。
夏季の海水浴シーズンの期間限定営業。約40日間の実働でどうやってお客様にお越しいただくか。海水浴シーズンといっても、海辺にあるわけではないので、現地で海水浴のお客様に見つけてもらうことはできません。実際営業期間中偶然前を通った方が入ってこられたというのはゼロでした。
当時、SNSでたくさんの発信をしていましたので、それがきっかけでたくさんの方に遠方からもお越し頂けました。それはスタッフにとっても大きな大きなモチベーションとなりました。
結論から言うと、SNS動機で全体の20%の売上をあげる事が出来ました。FacebookやTwitterがなければなかった売上です。”関係性””つながりの経済”を実感する結果となりました。では残り80%はどんな動機だったか。
実は全体の60%が地元の皆さんでの売上です。しかも徒歩圏内、地元集落の皆さんです。改めて地元の皆さんには感謝しかありません。じゃあ、地元の皆さんはなぜ来てくださったのでしょうか。
勉強して行動した
オープン直前、観光協会の総会の場で告知させて頂き、名刺サイズの告知カードを配りました。その後も集落の民宿さんにポスター配布、集落全戸にチラシポスティングなどを行いました。終盤、店長オリジナルのチラシもポスティングしました。
チラシはエクスマで学んだメソッドを取り入れて制作しましたし、集客のためにあらゆる打ち手を打ってみるという福島塾で学んだ行動則も実践していきました。
WEB全盛の昨今ですが、ポスティングというのは地域ビジネスをする際は今でもまだまだ大切な手段。ただじっとお店で待っていても誰も来て下さらないということを教えてくれます。
地元の人たちは知ってくれているだろう、ポスティングをしたから大丈夫だろう。自分の中にそんな甘えもありましたが、8月下旬、営業も終盤に差し掛かった時、
「こんないいお店があるんだったら毎週来たのに。もっと早く教えてほしかったわ」
と、地元の方に言われたことがありました。まだまだ伝えられてなかったんですね。お客様がいらっしゃらないのは「高いから」でも「美味しくないから(商品が良くないから)」でもなく、「知られてないから」。これが一番の原因とよく言われますが、このことを実感させられました。
ちなみに「万策尽きた」という言葉がありますが、多くの人は万も策を行っていません。2,3つの策をやってみて「いろいろやってみたけどダメだった」という人がほとんど。しかも広告を出したりブログを書く程度で自分の足で稼ぐ、汗をかくほどの行動の積み重ねを行いません。
それ以外にも日々ブラックボードやPOPにも挑戦しました。こういった実践の場が持てたことは今年1年の中でもっとも大きな財産になったと思います。
うまくいかなければ別の方法をすればいい。方法は無限にある。地元ベースの飲食店で、もしも私がWEBやSNSだけにこだわっていたら・・・。悲惨な売上結果になっていたことと思います。
当たり前のことですが、売上というのは行動の積み重ねの結果生じるものです。昔のように海水浴客が多いので海辺に食堂をオープンさせた、スキーがブームなのでスキー場のふもとに民宿をオープンさせた、でお客様が来る時代ではありません。
行動すれば失敗なんてありません。仮に失敗してもトライ&エラーで改善して行動すれば最後は成功しかしないのです。
福島塾はそんな行動することの大切さを学び、実践する習慣を身につける事が出来ました。
思い出した営業マン時代のこと
そういえば20代の8年間、私は電機メーカーの営業をしていました。その際の売上分析。私のいた会社がすごかったのは、総売上のうち「自分の行動で上積みされた売上がいくらだったのか」を毎月振り返る場(分析と発表)を持つことが習慣化されていたことです。
「この商品が売れた、このクライアントが好調だった」という環境依存の分析結果ではなく「自分が新規担当者に1か月で〇名会うという目標を定め、その中から〇件商談が生まれた」「看板ダイレクトの飛び込み営業を今月は〇件して取引先が〇件増えた」という「行動」による結果発表が義務付けられていました。
もちろん、それが売上ノルマ達成よりも給与査定に影響を与える仕組みになっていました。思えば私にとって「行動すること」の大切さは、20代の営業マン時代の時に身につけさせてもらったのかもしれません。
勉強、行動、継続の壁
事業をうまくいかせるためにはどうすればよいか。そのために大切なのは「自立型で行動する」こと。今年はそれがはっきりと可視化できた1年でした。もちろん、勉強や行動の内容、質も大切です。その点での学びはもう一つの「お客様と向き合う、他者に関心を持つ」ということです。(このことについてはまた後日)
自立型で行動するには3つのハードル(壁)があります。まず最初に自らが勉強する、学ぼうとする覚悟です。続いて学んだことを行動に移す壁。私も6年前の時点では学ばかりでまだまだ行動は伴っていませんでした。
そして3つめは行動を継続する壁。実際行動に移しても、成果が出るまで続けなければなりません。あきらめたらそこで試合終了です。あきなめなければ成功しか残っていません。
勉強の壁、行動の壁、継続の壁。今自分はどこでつまづいているか、俯瞰してみることはできますか?私は「あの当時はこの壁で悩んでいたなぁ~」と認識できるようになってきました。このステップ、ぜひ自分に置き換えてみて下さい。
他人、環境のせいにしない
最後に・・・
人はうまくいかない時、どうしても他人や環境のせいにしてしまいます。
あの人のせいでうまくいかなかった。考えが合わない。(他人)
景気が悪かったから。うちの業界(または地域)は特別だし。(環境)
他者依存になってしまうのは「◯◯のせい」と考えてしまうことからはじまります。そうなると自立型で考えることができなくなってしまいます。どんな時でも自分にできることを考えコツコツとやっていくこと。
このことも頭にとどめておきたいと思います。改めて自戒を込めて。
コムサポートオフィス代表
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