ホームページの時代は終わりました。作ったからといって売上は上がりません。これからはブログファーストの時代です。実際、私の宿のホームページPC版は3年以上更新していません。
スマートフォンサイトは去年作りましたが
PC版はほとんど更新されないまま・・・
どこかのタイミングでリニューアルすることになるとは思いますが、現時点で予定は未定です・・。
でも、
楽天トラベルのカスタマイズページは去年リニューアルしました。まだまだ売上を伸ばせるおいしい市場です!!
おはようございます!普段は民宿の親父、コムサポートオフィスのアドバイザーもやっているガク(@kasumi_kadoya)です。
公式サイトはリニューアルしていませんが、楽天トラベルのPC版カスタマイズページは昨年度リニューアルしました。
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楽天トラベルもPC版サイトはもういらないんじゃないの?
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確かに今後そうなっていくかもしれません。でも、今の時点ではまだ必要だと私は考えています。いや、むしろ作った施設さんはかなり得をしている。
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楽天トラベルもPCサイトよりもスマートフォンサイトの方が重要なの?
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そういった方向に進んでいっているのは事実です。でも現時点で楽天トラベルのスマートフォンサイトは最初にアクセスするトップページが施設概要になってしまい、スマートフォンのカスタマイズページが見逃されやすい構造にあります。この部分が改善されない現状では自社のオリジナリティを表現するのにまだまだPCサイトが必要だと私は考えています。
トップページを作っていても
アクセスのトップが施設概要
に行ってしまう
では私が今、PCのカスタマイズページを作るとしたらどんな風に作るか。もちろん、昨日までお話ししていた「クチコミ・お客様の声」を活かして作ります。
今日はお客様から頂いたクチコミ・お客様の声を具体的にWEBサイト制作にどうやって落とし込んでいったかのお話をすると同時に、宿泊事業者さんはぜひとも楽天トラベルのカスタマイズページを制作した方が良い理由もお話しします。
当時からWEB制作会社にはデザインだけお願いしていた
皆さんはホームページの依頼をされる時、どのように頼みますか?通常はWEB制作会社が質問をしてきて自社のウリを説明、それをデザイン化してもらうという流れだと思います。
私の場合、A4のコピー用紙を用意して、ここにこんな写真とこんなキャッチフレーズとお客様の声を、という設計図を手書きで書いてWEB制作会社さんに提出します。
私の宿は2010年に楽天トラベルのカスタマイズページを初めて作りました。その結果前年度ほとんどゼロに近かった楽天トラベルからの売上が年間1千万円以上になりました。2011年2月に2010年の楽天トラベルアワードを受賞したのはその時の急激な売上UPのおかげでした。
2010年制作、2011年末時点での
楽天トラベル内カスタマイズサイト
昨年2015年春に楽天トラベルのカスタマイズページを大幅リニューアルしました。それに伴い、楽天トラベル内広告、ポイント10倍、クーポン等を全てやめました。広告なしでも安定して予約を頂けるようになったためです。
トップページを見ただけでも「料理」フォーカスから「人」フォーカスに変わっていることがわかりますね。ただ、それ以上に異なっているのはページを作るにあたっての「クチコミ・お客様の声」活用方法でした。
2010年時点でクチコミの重要性は認識していた
当時、カスタマイズページを作るにあたってものすごく読み込んだ本がありました。
以下の書籍です。
Amazonでは既に中古本で1円販売されていますので、興味のある方は購入されても良いかもしれません。現時点ではもう古い考え方な点もありますが、ここに書かれている基本構造を理解しないと今の最新の考え方が理解できないんじゃないか。私はそう思います。
特に先に述べたA4用紙に自分で設計図を書いてみる発想はこの本を読んだことによって身につきました。
当時の時点で自社のPRポイントを掲げ、それに対するお客様の声を加える、という考え方は始まっていました。
2010年時点でのクチコミ活用方法
では、2010年時点でどんな感じで作っていたか。今でも一部ページとして残している部分もあります。例えば・・・
自分のPRしたいこと「カニのこだわり」→それに対するお客様の声をピックアップしていった
という流れです。
今でこそたくさんのクチコミをいただいていますが、当時はじゃらんネットでしかクチコミはありませんでした。楽天トラベルも始めたばかりでクチコミはほとんどなかったんですね。なので、当時楽天トラベルのカスタマイズページを作るのにじゃらんネットでいただいたクチコミを使用したというのは今だから話せるここだけの話です(笑)。
2015年時点でのクチコミ活用方法
去年作ったカスタマイズページはどんな考え方をしていたか。良いクチコミを活用するというのは同様です。でも、順番が変わっています。
以前の自分がPRしたい点にそれにあうクチコミを探すのではなく、良いクチコミからPRする点を決める、という思考に移行しているのです。
お客様の声も状況に対するもの、
お料理よりも”人”にフォーカスしたものに
昨日のブログでお話ししましたが、自社のウリはお客様に指摘してもらう。それはお客様から頂いたクチコミの中にある。それを活用してWEB制作を行うというのはこういった流れなのです。
コムサポートオフィスは WEBサイトの設計図書きのお手伝いをしています
残念ながらほとんどのWEB制作会社さんは自社にあるテンプレートに当てはめてホームページを制作されます。なので、旅館が普通にホームページ依頼をすると
「トップページ+料理+部屋・施設+温泉+交通案内」
といった感じでどのお宿さんも似たり寄ったりになります。ちょっと進んだところならばこれに「よくあるお問い合わせ」や「オーナー・スタッフ紹介」、更には「ブログ」が入ります。
コムサポートオフィスがディレクションしたサイトは、こういった既定のテンプレートではなく、事業者さんのウリを最大化して表現したページをオリジナルで制作します。
特にトップページの第一印象を重要視しています。コムサポートオフィスが設計図を書いたサイトは以下の通り「インパクトのある画像+人気(ひとけ)+お客様の声をキャッチコピーとして活用」が最初に目に入ります。
自社の独自性をお客様から頂いたクチコミから見つけ出してWEBサイトの制作に落とし込む。コムサポートオフィスの得意としているところです。これをしているサイトとしていないサイトで売上は2倍、3倍の差どころはありません。正直、楽天トラベルのカスタマイズページはまだまだ作っていない施設さんが多く、作っていてもWEB制作会社さんのテンプレートレベルのところがほとんど。まだまだおいしい市場です。
何と言っても楽天トラベルに登録施設のうち、カスタマイズページを作っているのは1割しかないのです。更にその中で自社の独自性を表現できている施設は更に1割ほど。ということは、ちゃんと作れば上位1%に入れるのです!!
ホームページの時代は終わった。でも、宿泊施設さんに関していえば楽天トラベルはホームページを作ることでもっと売上を伸ばせる市場です。興味のある方はぜひご相談くださいね。
クチコミを活かして
独自のWEBサイトを作りたい!
気軽にご相談ください。
コムサポートオフィス代表
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